TAKAM Children's Book Cafe

小学生の長男が読んで面白かった本を紹介するブックレビューです。私(父親)も一緒に読んだ本はPapa's viewと題して親目線の感想も書いています。

【角川まんが科学シリーズ 空想科学学園 解明!化学のふしぎ編】

(「BOOK」データベースより)
空想科学学園には、知られざるスポットがたくさんある。その一つが「呪いの館」とよばれる不気味な洋館だ。担任の熱来改造先生が行方不明となり、館に入った科学二郎や、元気丸ゲンたちの身に次々と不可思議な現象が!科学で解明できない謎はない…はずだが…!?

 

[かんそう]

マンガの中で科学を学べる本です。マンガなので読みやすく、説明も絵が多くわかりやすいので「なるほど」と思うところもあれば、化学の内容が少しむずかしすぎて小学生にはよく意味がわからないところもあります。 とても面白いキャラクターもたくさんいますが、科学の内容についていけなくなると、そこから先が読み進めにくくなります。その点が、少しこまりました。もうすこし大きくなってから読みなおしてみたいです。

[Papa’s view]

角川まんが科学シリーズのひとつで、他にはエネルギー編、地球編、ひとのからだ編があります。読者も主人公たちと一緒に科学の知恵を絞って難関を突破していくので、面白いです。が、本作のテーマは化学(科学)なので、大人ではなるほど!となるところが、小学校中学年の子供にはやや難しかったか。。息子は同著者の「ジュニア空想科学読本」シリーズのほうがお気に入りのようです。